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プロダクトマネージャは信頼の積み重ねが必要


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先日、プロダクトのマイルストーンの発表を行った際、信頼が大事と感じたことのまとめ。

 

プロダクト開発では、開発が伴うので、往往にして予定していたものが遅れそうという話になるが、まさに今回もその話が中心となっていた。

 

想定よりも開発に時間がかかり、絞ったのもでリリースが主な要因だが、

諸般の理由により絞りたいという趣旨の発表も合わせて行った。

 

・コンセプトからずれているものを削り、注力する分野を絞るべきであること

・先行リリースは絞り、その後の開発を早期にやる

・全体の開発コストは下がること

 

などがその趣旨になる。

 

その趣旨には十分な納得感を得られるかと思ったが、そんなことより遅れる影響をつらつらと言われてしまう状況となる。

 

前段としてのコミュニケーションミスもあったが、それを加味したとしても、その反論は強かった。

 
そんな状況を見かねた社長兼プロダクトオーナーが、ファシリエイトが入り、その趣旨、今後の予定を伝えることでその場は収拾がついた。
 
ちなみに、言っていることは同じであった。私が共有したこと以上のことは把握しているわけでもないので、説明した内容と変わるものではない。
 
社長という役職もあるが、それ以上に、メンバーの納得感がこれほど違うのかと感じた次第。
 
なぜなんだ?というのが、正直な感想だった。
 
プレゼンのやり方?ファシリエイトのやり方?知識?経験?資質?人間力
 
とまあ、違いを考えて見たが、パッと感じるものは出てこなかった。
 
そんな思いをしていたところ、いろいろと考えた結論としては、「信頼」なんだろうということ。
 
いままでチームを率いて、結果を出し続けた結果で、
 
「あの人が言っているから」という判断が入ったと感じている。
 
プロダクトマネージャは、ステークホルダが多く、かつ、双方の損得に直結する意思決定が求められる。また、自分がやるのではなく、周りに動いてもらうことが役割になる。
 
そんな環境下にいるプロダクトマネージャとしては、
 
必要なスキルとか、資質、センスとか、いろいろとあると思うが、最初にやらないといけないことは、
 
「メンバーからの信頼を勝ち得ること」、と気づきを得られた。
 
大変だったけど、一歩前進できたな。
 
さて、次の一歩を踏み出していこう。