目標設定と振り返り
今、営業部署、その文化が強い組織に属しているので、KGI、KPIの設定と振り返りが多い。
いちいち面倒だなと思うこともあるが、やはり、その効果は高い。たとえ、プロダクト、システム開発においても大事。
ビジネスの成果は、売上と収益になると言える。売上は言うまでもないが、収益への貢献というのであれば、コスト削減と言い換えることができる。
それに貢献していないもの、は成果は言えない。
プロセスを大事にという意見もあるが、成果に結び付いていると言い切れないのであれば、その行為に意味があるとは言えない。
例えば、一番多く残業しました、一生懸命、なにも文句も言わずやりました、とかでしょうか。
もし成果に結び付いているのであれば、その貢献の基準は作れるはず、となる。
生産性向上ならコスト削減だろうし、営業支援なのであれば、その売上が基準になる。場の雰囲気の活性化であるなら、それがあるからこその売り上げアップか、生産性向上によるコスト削減になる。
前段が長くなったが、この基準ができることが大事だ。
それができることで、目標ができ、その計測ができるようになる。
今日、今週、今月と、その基準を達成するには何をすべきか、とうい視点で物事が進めることができる。
この手の話をすると、基準の良し悪し、作るのが難しいとの話に上がるが、それはやってみたあとの話だろう。
もし、上手く行かなかったのであれば、そのやり方は上手くいかないという気づきと、次の基準作りのステップになる。決して無駄にはならない。
計測ができることは、つまり、振り返ることができるのである。
当たり前のことを書いてると言われるかもしれないが、それができてない組織は多い。
特に開発組織には必要ないとか、出来ないとか、の意見が出てくる。
例えばだが、要件纏め、機能単位の開発、などののMax、Mid、Minを定めて計測していくことが大事。
上手くいってないなら、見積り、KPIの問題と割りきって再スタートする。そんなスタンスが必要だ。
これは個人についても変わらない。同じ事が言えるだろう。
成長とか、自分を高めていくにも有効だし、自分らしく生きていくことにも繋がる。
ストレッチが求められる環境にいること
自分をストレッチさせることの大切です。
わかりきっていることだけど、なかなか実践できないのが人間なんでしょうね。
いま、その大切さを、再度実感しているところです。
今、職場を変えたので、仕事のやり方、フローとかは変わってくるので、それにアジャストさせている最中ですが、まあ、そのやり方が無謀というか、スケジュール、手順ともに洗練されたものではないです。
え?それ今やるの?
え?それ必要なの?
え?そんな短期間でやるの?
とかを日々感じているところですね。
前職ではプロダクトサイドの力が強く、どちらかというと作り手の感覚でスケジュール感が決まっていました。
まずは調査、検討後に実装となり、まずはリリースしてから考えるというスタンスでしたでしょうか。
これはいい面はあり、まずは変なプロダクトを作ることがない。
収支、プロダクトのあり方など、そもそも論から考えられるゆとりがあり、しっかりと作り込みができる環境にありますね。
その反面ですが、作りてマターになるので、早く作ろうよ、コミットしようという感覚が薄まっていきます。
その人が悪いとか、できない人とかではなく、人間、どうしてもだったり、やらされる環境がないと自分の感覚以上のものは出しづらいんですよね。そのあたりの塩梅が難しいところ。
そんな環境にいたので、ビジネスサイド、また強烈なトップダウンで方向性が決まる、というのにアジャストに時間がかかっているっていう感じでしょうか。
時間たりねーよ、とか、できるのかよ、とかを感じながらやっていましたが、
でも、実際、やってみると、案外できたりするんですよねw
年を重ねていくと、できることが増えることは事実ですが、自分なりのスピード感というものを作ってしまうというのも事実なんだな、というのが実感です。
スポーツ選手でもコーチが必要なように、ビジネスにおいても、ストレッチしてやらないといけないという環境に自分を置くのは大事です。
そういう環境に自分を置き、日々成長させていくこと。いくつになっても大切なんだなと感じつついます。
あとは、みんなでそれをやっていく、という一体感があるってのも大事です。
残業しようと、必死になってやっていようと、仲間がいる、助け合うことができる環境があるからこそ、コミットできている自分がいるとも感じています。
このあたりが職場を変えてからの気づきですね。
初心に戻った感もあり、充実した日々を過ごしている。このまま続けていきたい。
エンジニアのキャリアの未来は暗い???
■ 私のキャリアは…?
■ さて、歴史を振り返ってみる
■ これからを予想してみる
○ 長続きするものではない
○ フラット化 → なり手の爆発的な増加
○ プロ化していく
■ まとめ
伸びていくが、職業としての不安定さがましていくだろう。というのが私の予測。
それが、いいことなのか、悪いことなのかは分からない。人それぞれの考えがあるので。
私の考えとしては、今の状況は長続きするものではない、これをベースに将来を考えると大きな誤算を生むことになる。
そんなこともあり、現職では、プロダクトマネージャであり、開発はニアショア、オフショア含め、遠隔でやる環境で働くことを選択した。
自分の考えが合っているかどうか、10年後ぐらいに確認してみたい。
ザ・会社改造 / 久しぶりに読むべき1冊に出会った
- どんな状況の会社に行っても、短期間で「問題の本質」を発見できる人
- それを幹部や社員に「シンプル」に説明できる人
- それに基づいて幹部や社員の心と行動を「束ね」、組織の前進を図れる人
- そしてもちろん、最後に「成果を」出せる人
組織の間を埋めること
イシューから始めるのが大事 / イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」を読んでみた
はじめに 優れた知的生産に共通すること■序章 この本の考え方―脱「犬の道」■第1章 イシュードリブン―「解く」前に「見極める」■第2章 仮説ドリブン(1)―イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる■第3章 仮説ドリブン(2)―ストーリーを絵コンテにする■第4章 アウトプットドリブン―実際の分析を進める■第5章 メッセージドリブン―「伝えるもの」をまとめるおわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう
CChannel 森川さん / ベンチャーマネジメントの課題は?
元LINE、現C Channel CEO森川さんのコメント
様々な新規事業やベンチャーのマネジメントを見てきて課題だなと思うところがあります。それはグロース経験のないマネージャーは今ある資源をベースにマネジメントをするということです。目の前の人材の成長やマーケットの課題を解決することに時間を取られてしまい本質的な課題解決に時間を割く余裕がなく結果的にグロースが遅いということになってしまいます。
引用元はここ↓
凄い分かる。私が言うのも憚れるかもしれないけど、本当に分かる。
伸びた経験がある人って、目標をもってそれを実現するためには?になるけど、
それがない人は、
・今いる環境、リソースで、何が出来るか?
・成長を期待して
・実現したいことより、出来ることを
という視点になりがちになる。
それはそれで大事なことで、忘れちゃ行けないこと。とっても大事です。
でも、それベースになると見えること、実現できることしか目標に出来ない。
結局ゴールに到達するまでの時間がかかってしまう。
Founderと、途中かは入ったMgrとの違いとでも言うか、
しっかりとやれることをやるのと、実現すべきことをやるためには、
では、スピードとその結果に違いが出てくる。
もちろん、比例して組織への痛み、ゆがみも出てくる。
ある意味、Founderだから出来ることでもあるかもしれない。
あの人が言っているんだから、という状態と、上から与えられたから、周りの納得感が違う。出来ることが違うんです。はい。
特段、このMgrが悪いのではなく、双方に理解しとかないと行けないことだと思う。
この違い、分かってないとうまく歯車が噛み合わない。下手すると組織が崩れちゃうよ。
崩れかけているのを見たこともあるし、実感したことあるかな〜。ほんと大変。
グロース経験とそのマネジメント、しっかりと実感しつつ、それを伝えて行きたい。